常にクリーンな工場を目指して。
清掃ロボットの導入が、工場の美観維持と従業員の満足度に貢献。

  • 島田工業株式会社 様

島田工業株式会社

島田工業株式会社(群馬県伊勢崎市)では、職場を清潔に保つことも重要な業務の1つと考え、従業員が日々の清掃を行っている。全自動床洗浄ロボット”Scrubber 50 Pro”を導入したことで、従業員の負担が低減したほか、清掃品質の向上にも貢献。
さらに日常的に”Scrubber 50 Pro”が清掃する様子を、工場の来訪者に見ていただくことで、常にクリーンな工場であると言うアピールなどにも活用。

  • お話を伺った方
  • 【お話を伺った方】

    (左) 島田工業株式会社 代表取締役 島田 渉氏
    (右) 島田工業株式会社 マーケティング営業部 平間 萌々果氏

工場を自動化するきっかけに

“Scrubber 50 Pro”を導入したきっかけを教えてください?

島田氏

自分達の職場を綺麗な状態に保つことはごく当たり前のことで、弊社では、職場の清掃は従業員全員の業務の一環として位置づけています。

今回、全自動床清掃ロボット”Scrubber 50 Pro”を導入したのは、従業員の清掃への負担の軽減や清掃品質の向上という目的もありましたが、清掃という、全従業員にとって身近な業務において自動ロボットを導入することで、工場の自動化のきっかけになれば、という想いが強くありました。 Scrubber 50 Pro と島田渉さん“Scrubber 50 Pro”と島田渉さん

製造業においては、省力化や自動化というのが、どの規模の向上においても必須になってきます。”Scrubber 50 Pro”が工場内を清掃する姿を従業員が、日常的に目にすることで、ロボットを身近に感じ、業務の効率化や自動化への意識が高まってくれたらと思っています。

障害物や人の往来が多い工場内でも、センサーが回避して安全に清掃

“Scrubber 50 Pro”を導入する際に懸念点などはありましたか?

平間氏

  • 工場内では人の往来も多く、台車や工具などの障害物が置かれていることもあるので、清掃中にぶつかって事故にならないかなど、正直不安はありました。
    ただ実際導入してみると、内蔵のセンサーで障害物を検知して、スムーズに清掃をしてくれるので、安心して清掃を任せられます。

  • 清掃ルートに障害物がある場合もセンサーで検知して回避清掃ルートに障害物がある場合もセンサーで検知して回避
  • 工場内の自動ドアを通過する際もセンサーが検知工場内の自動ドアを通過する際もセンサーが検知
  • 導入している工場は、2つの建物に分かれていて、それぞれの建物に通じる自動ドアあるのですが、自動ドアの前でもしっかり止まり、衝突することなく往来できています。

“Scrubber 50 Pro”の操作面ではいかがですか?

平間氏

  • ロボットということで、取り扱いも大変ではないか?と最初は心配しておりました。ただ使ってみると操作もシンプルで、問題なく使用できています。

  • Scrubber 50 Pro操作画面“Scrubber 50 Pro”操作画面

頻繁な清掃で、常にクリーンな工場に

“Scrubber 50 Pro”を導入してから清掃品質面での効果はいかがですか?

島田氏

  • 工場では大型の荷物を運ぶためにフォークリフトが行き来しているのですが、フォークリフトの往来によって外から埃や砂を運んできてしまったり、雨の日などは泥汚れなどが床面に残ってしまったりしていました。

    これまでは従業員が、1日に一回、決められた時間に清掃をしていたので、汚れが気になっても、清掃時間までは汚れが残ってしまっていましたが、”Scrubber 50 Pro”を導入したことで、頻繁に床の清掃ができるので、クリーンな工場が保てています。

  • 工場内・外をフォークリフトが走行工場内・外をフォークリフトが走行

まだロボットが入れない狭い場所や、棚や作業台の上など、人の手でなければ綺麗にできない場所の清掃に時間をかけることもできるので、工場全体の清掃品質も向上していると思います。

“Scrubber 50 Pro”の導入が会社のイメージアップに貢献

今後、”Scrubber 50 Pro”に期待していることは?

島田氏

また弊社のような規模の会社にとって、清掃ロボットの導入コストは決して安い金額ではありません。そのような点では、単に清掃効率が上がる以上の役割を”Scrubber 50 Pro”には期待しています。

  • 群馬ものづくりフェア2022での展示群馬ものづくりフェア2022での展示
  • 常に綺麗な工場を保つことは、そこで働いている従業員にとっても、弊社の工場に来社いただく方々にとってもポジティブなことだと思います。そのような観点で、ロボットが自動で清掃している様子を見せることは、常に清掃をしているアピールにつながると思いますので、クリーンな工場のイメージが社内、社外に対してアピールできるのかなと思っています。

    またこの規模の工場で、このようなロボットを入れている企業はまだまだ珍しいと思いますので、新しいことにチャレンジしている企業としてのイメージも、どんどんアピールするという意味で、弊社が出展する展示会ブースでもデモンストレーションをしたりもしています。

また清掃面で言うと、ロボットができるところは、ロボットに任せて、人にしかできない細かなところを人が清掃し、より綺麗な工場が目指せると良いと思います。
そのような点で、「くうかん」さんと「ソフトバンクロボティクス」さんが、ロボットの活用状況を常時モニタリングして、手厚くサポートをしてくれているので、今後、より効率的な使い方を相談していけたらと思っています。

【導入企業概要】
島田工業株式会社(ホームページ:http://www.shimadaind.jp/
所在地:群馬県伊勢崎市
導入施設:SLA事業所
“Scrubber 50 Pro” 導入施設 延床面積:13,223㎡(4,000坪)

島田工業株式会社

島田工業株式会社は、1973年創業のものづくり企業。大手メーカーから業務用の空調機器の組み立て、精密板金加工などを受注するほか、近年では、医療機器や農機具、半導体メーカーなど幅広い業界との取引や、自社企画商品の開発・製造などを行うなど、日々、新たな領域への挑戦もしている。

【担当代理店】 株式会社くうかん
https://www.kukan-inc.jp/




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