広い店内で大容量の配膳・運搬を行う救世主
「Keenbot アイリスエディション」

  • シンガポール・シーフード・リパブリック東京 様

シンガポール・シーフード・リパブリック東京

東京都港区の「アトレ竹芝」3Fにある、都心にいながらも浜離宮恩賜庭園の緑と水辺を身近に感じられるシーフードレストラン「シンガポール・シーフード・リパブリック東京」。店内からは東京のベイエリアを臨み、開放的なテラス席がリゾート地を彷彿とさせます。同店の人気メニューは、「チリクラブ」。開放的な景色とともに優雅な時間を過ごすことができます。
店舗面積の広い同店ではこれまで、重さのある料理を運びながら、デシャップと店内を往復しなければならないスタッフの負担軽減が課題となっていました。そこで、大容量の運搬を得意とする「Keenbot アイリスエディション」(以下、Keenbot)を導入したところ、スタッフの移動距離は従来の半分になり、接客にあてる時間が上昇したといいます。コスト面では、スタッフ1名相当のコスト適正化が可能な段階まで導入の効果が表れました。

シンガポール・シーフード・リパブリック東京
https://singaporeseafood.jp/tokyo/

【お話を伺った方】
株式会社M・R・S FE事業部
事業部長 田中 潤一 氏
シンガポール・シーフード・リパブリック東京 マネージャー 杉田 美和子 氏

広い店内を往復するスタッフの負担軽減に

Keenbot導入前の課題について教えてください。

田中氏

当店は店舗面積が広く、店内をエリアごとに分けてスタッフを配置しています。ですので、特に混み合う週末を中心に適正な人数をシフトに組み込む必要があり、人件費のコストコントロールが大変でした。
また、デシャップから入口や個室、サービスステーションまでの距離が長いにも関わらず料理を運搬する専任スタッフ(ランナー)がいないため、スタッフはお客さまの対応と運搬を兼任する必要があり、重量物を持ちながら長距離を往復する負担を軽減しなければならないという課題もありました。

「大容量4段トレイ」が決め手

Keenbotを導入された決め手はなんでしょうか

  • 田中氏

    配膳ロボットは複数あることを知っておりましたが、Keenbotは最大4段のトレイがあり大容量を運搬できる点を高く評価しました。この大きさであれば下げ膳で使う番重(ばんじゅう)を載せることができ、活用できると確信したんです。それから、音がとても静かな点も決め手となりました。

  • たくさんのお料理を運ぶKeenbot

    たくさんのお料理を運ぶKeenbot

スタッフ1名相当のコスト適正化も視野に

導入されて変わったこと、良かったことはありますか

  • 杉田氏

    デシャップからホールまでの長距離運搬をKeenbotに任せることで、スタッフの負担を大幅に減らすことができました。さらにスタッフのホール滞在時間が増えたことにより、お客さまへのサービス提供の質が向上したと感じています。下膳においても、一度に大量の運搬ができるため、次のお客さまを早くお迎えできるようになり、スピードが上がりました。配膳や下膳だけでなく、入荷したばかりの飲料や洗いあがったグラスの運搬などにも活用しており、さまざまな面でスタッフの負担軽減が図られています。

  • スタッフはお客さまへのサービス提供に注力

    スタッフはお客さまへのサービス提供に注力

田中氏

実は検討当初は、「ロボットを入れるのはどうなのか」「お客さんの反応はどうだろうか」「導入しても意味がないのではないか」というスタッフからの不安な声もありました。しかしながら、事前に試験的に導入したことでスタッフの意見が180度変わり、スタッフみんながKeenbotの利便性に気づいてくれました。
とにかく、ホールとデシャップとの行き来の数が少なくなりました。当店は劇場に近いこともあり、週末は非常に賑わいます。これまでは10名程度のスタッフが必要でしたが、Keenbotを導入してから1カ月で、1名相当のコスト適正化が可能な段階まで来ました。これは月12万円程度のコスト改善につながります。

「ロボ子」のおかげ。喜ぶスタッフたち

スタッフさん反応はいかがでしょうか

田中氏

Keenbotに「ロボ子」と名付けて愛着を持って接しているスタッフもいます。長距離歩かなくて済むため「助かっている」「負担が少なくなった」という声を聞きます。

  • 杉田氏

    個室で8名分など大人数のコース料理が出ると、個室とデシャップの往復が非常に大変だったのですが、無駄な手間が2~3回無くなり「楽になった」と喜んでいるスタッフもいます。また、お皿が熱いメニューを運ぶ時にとても助かるという声も聞きます。

  • 「ロボ子」と呼ばれてスタッフの一員

    「ロボ子」と呼ばれてスタッフの一員

お客さまの反応はいかがですか

  • 田中氏

    お客さまは珍しがられて動画を撮影したりする様子が見受けられます。当店では普段Keenbotで配膳したのち、お客さまへの提供はスタッフが担っておりますが、特に興味を持たれたお客さまから「席までロボットに来てほしい」とご要望をいただき対応させていただいたところ、非常に喜んでいただけました。

  • お料理を運ぶKeenbotを見て、お席まで配膳をご希望されることも

    お料理を運ぶKeenbotを見て、お席まで配膳をご希望されることも

皆さまにお喜びいただけて大変うれしく思います。

田中氏

これからもKeenbotを活用することで、質の高いサービス提供とコストコントロールを行っていきたいと考えております。

本日はお話、ありがとうございました。

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